お洗濯の時間。
利用者さんと一緒に、洗い上がった靴下を、ひとつずつ干していきます。
ご自分でできることは、ご本人のペースで。私たち支援員は、そばで声をかけたり、必要なところをお手伝いしたりしています。
ひと組、ふた組……あれ? 片方しかない。
たしかに、2足、洗濯機に入れたはずなのに。
洗濯をしていると、一度は、この謎に出会います。
片方は、洗濯機の底で、ひっそり丸まっているのかもしれません。
タオルの中に、隠れているのかもしれません。
あるいは、洗濯かごのふちから、「ここにいたよ」と、ちょこんと顔を出しているのかもしれません。

そんなとき、私たち支援員の間で出てくる結論は、いつも同じです。
「そのうち出てくるでしょう」。
あわてず、ご本人のペースで。そして、たいていは本当に、そのうち出てくる。
靴下には、靴下の事情があるのでしょう。
支援員の、ちょっとした工夫
片方だけの靴下は、ひとまず、かごの中の「お留守番コーナー」に置いておく。
探し回るより、待つほうが、早く見つかります。
「一緒に、待ちましょうか」と、ひと声かけると、気持ちも、ゆったりします。

今日のひとこと
洗濯は、毎日のこと。
支援員の役目は、「やってあげる」ことより、「一緒にやる」こと。
ご自分でできるところは、ご本人に。むずかしいところは、そっとお手伝い。
靴下がそろった日は、「やりましたね」と、一緒に笑えます。そんな、ささやかな「やった」を重ねるのが、日常です。

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次回の萌友日記も、お楽しみに。
※ 日々の支援の中でのよくある場面を、個人や出来事が特定されないよう、内容を変えてお届けしています。


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